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2017.08.03.Thu

CDでます。

出ます。

僕のバンドSensitive BrothersのCDが出ます。

僕は「やっと」出るという認識なんだけど、世間からしたら今までのことも何もわからないわけだからいきなり出ているわけで、そこにどれだけの作業や誰かの努力があることもわからないだろうし、事実僕も今まではどんなCDを見ても何も感じなかった。でも今はわかります。 どんなものでもCDを作った人は偉い。そこにはちゃんと意味と価値がある。例えそれが「無理をした」「努力をした」という価値のみだったとしても、あるのは絶対にある。

 

2016年10月ごろにスタジオを予約して、12月にレコーディングをしたアルバム。

いくつかの物理的、気持ち的なハードルを乗り越えて完成しました。

前回のブログでは、レコーディングを終えたところまでだったので、その後の進捗を書きます。すべてが初めてのことでした。

 

 

〇ミックス・マスタリング

レコーディングした音源の素材をそのままCDにするわけではなくて、いろいろな「編集」をする作業がありました。

ミスタッチやノイズを消すというわかりやすいものから、音を聞こえやすくするために周波数を変えたり、楽器によって例えば右のスピーカーから大きく聞こえるようにして、その反響の部分のみを両スピーカーから返すようにしてとか複雑なエフェクトをかけたりします。僕は専門的なことはわからないので、こういったベーシックな作業はスタジオのレコーディングにもエンジニアとして入ってくれた石塚周太さんにお願いすることにしました、

石塚さんは、僕が文化放送のレコーディングで死にそうになっていた時に助けてくれた高円寺アフタービートのエンジニアさんだったのですが、フリーでも活動されているということで、レコーディングだけでなくその後のミックス作業のお願いしました。

レコーディングの時にいろんなニュアンスを伝えていたので、それらを踏まえた暫定版のミックスデータというのを作っていただきました。

暫定データが出来ると、今度はチェック用にスタジオというのを借りて、メンバーみんなとその仮のミックスを聞きながら細かい修正を行いました。

普通、こういう風に別の稼働をしたり修正の追加作業をお願いするとエンジニアさんには追加料金が発生するのですが、石塚さんは最初にお願いした金額で快く引き受けてくれて丁寧に付き合ってくれました。

 

修正を受けて、あらかたの編集が終わると今度はマスタリングを行いました。CDに収録するために音データを修正する作業があり、音量を一定に整えたりとか難しいこといろいろあるのですがこれも石塚さんにお願いしました。

こうして無事音源データは完成しました。

 

 

 

〇レーベル探し、自主レーベル作り

音源が出来上がるといよいよCDを作るのですが、最終的にそのCDをどうしたいのかということをまず決めなくてはいけませんでした。

僕は多くの人に聞いてもらうためにCDショップに自分の作品を置いてもらいたいというところを念頭に置きました。

いろいろ調べると、音楽CDには原盤権という権利があって、原盤権は基本的にそのCDのレコーディング費を出した人が獲得することになっているということでした。

世間にある音楽レーベルとか事務所というものがあるんですけど、基本的にそういったところからリリースされるCDは、レーベルがアーティストにレコーディング費用や作成料など出資してアーティストが曲を作りCDをリリースする、その原盤権をレーベルが保有する、アーティストには売り上げに応じた印税を支払うという形になっています。

僕の場合はレコーディング費用をすべて自分で出してしまっていたのと、CDを作らせてほしいというレーベルの話も伝手もなかったので必然的に原盤権が自分になったのと、また各音楽レーベルに音源のデータを送ってみたものの音沙汰もなかったので、「自主制作リリース」という形になりました。

 

自主制作のCDをショップにおいてもらうには、個人経営のショップなどを除いて流通会社に委託をしなくてはなりません。CDの売り上げの何パーセントかを仲介料として払うことによって、流通会社が全国のショップからの取り扱いのオーダーをまとめて発送から販売まで代行してくれます。

 

もちろん流通会社のあてもないので、インターネットで検索してデモ音源を送り、これから自主制作リリースを考えている作品の流通をお願いしたいというお願いをしました。

もちろんここにも流通会社側の審査があって、作品として基準に達していなかったり売れる見込みが立たなければ取り扱ってもらうことができないのですが、

株式会社ウルトラヴァイヴさんという流通会社から連絡をいただけました。詳しい話を聞くために流通会社の事務所にいって話したのですが、

僕は音楽業界はつっけんどんな人ばかりな印象が鎌倉のレコーディングのせいであったのでかなり不安だったのですが、ウルトラヴァイヴの担当者さんも、紹介された営業担当の人などもとっても人当たりのいい人たちばかりで、まったく何もわからない僕の疑問にも丁寧に答えてくれたので、ウルトラヴァイヴさんにお願いすることにしました。

 

ただ、流通会社もまったくの個人と取引をする訳にはいかないので、僕は個人的にミュージシャンとして区に開業届を出しているので、それを音楽レーベルという形に切り替えました。

いわゆるレーベルを立ち上げる、という行為になるのですが、とりあえずの連絡先とtumblrを設定するだけで良いということだったので、すごくあっけなく済みました。

レーベル名は友達と話しながらささっと決めた「集団グループ」になりました。特に深い意味はありません。

こちらに、Sensitive Brothersと僕がもう1つやっているCentralというバンドがsh属することに鳴りました。 レーベルロゴはCentralの大野くんに作ってもらいました。

こちらが、CD盤面とジャケットの裏面に記載されています。

 

 

レーベルを立ち上げたので、

発売日の暫定の設定をして、それに向けてCD作成のスケジュールを立てていきます。

大体、全国のショップに取り扱いの告知をしてオーダーをまとめて発売するまでの2か月くらいの期間を設けるとよいということだったので、8月に設定しました。

全国のショップからのオーダーの状況を受けて、最終的に何枚ディスクをプレスするかを設定すればいいということだったので枚数は後程決めることにして中身作りに取り掛かりました

 

 

〇ジャケットデザイン・プレス発注

発売日が決まったのでジャケットデザインと実際にCDをプレスしてくれる業者を探しました。

こちらも伝手がなかったので、いろいろな知り合いにおすすめのプレス業者を教えてもらって、その中で1つ プレスステーションという会社を選びました。

そのオーダーフォーマットにしたがってデザインしてほしいという旨をデザイナーに伝えます。

デザイナーは僕の身内の人にしました。所属の関係で名前を出していいかわからないのでまだ控えるけれど、今まで作った作品やデザインは申し分のないセンスだったのだけれどCDジャケットのデザインは初めてでやったことがないということだったので、2人で一緒に入稿データを作りました。

 

曲を何度も聞いてもらって、歌詞のイメージをだんだんと固めていった結果、上がってきたデザインは、やはりとんでもなかったです。曲を聴きこんでいった結果、最終的に「様々なオブジェが燃えている小さな部屋」というイメージが出来上がっていったということでした。

オブジェのミニチュアのようなものを作って、それを実際に燃やしながら燃えているところを写真に収めるということによって完成したジャケットがこちらです。

 

IMG_2832

 

 

コンセプトもすごいけど、最終的に出来上がったこの燃え上がる炎をとらえた瞬間は、Sensitive Brothersの曲の世界観を「正確に」あらわしていて、これ以上ない出来になったと思います。

こちらのデータを、入稿のフォーマットに合わせていくんですが、僕もデザイナーも初めての経験なもので3回くらいプレス会社からNGが出てしまったり、

色見の出方が不安だったので、「本紙校正」という実際の紙と同じものに印刷されたものをチェックするという作業を踏まえたので、最初に入稿してから完了まで1か月くらいかかってしまいました。いい経験になりましたが、大変でした。そのような作業を経て、流通会社からのオーダー枚数もまとまりプレス枚数も決めた結果、Sensitive BrothersのCDがついに届きました。段ボール開けるまでどんなミスが起こってしまうのか不安で辛かったのですが、開けてみたらどこにも問題がなくてついに盤が完成しました。

 

全6曲のitunesへの登録も行いました。

僕も流通会社の人に教えてもらって初めて知ったんだけど、

みんな市販のCDをパソコンに取り込むと、自動で曲名とアーティスト名が取得されて登録されると思うのですが、あれは取り込んだCDと同じ収録時間のものをデータベース上から探してきてタイトルを充てているということで。

そのデータベースの登録はitunesを持っている人ならだれでもできるということでした。

僕は早速PCにCDを入れてitunesを起動すると、当然名前の未登録のCDになるんですけど、そこで自分で曲名とアーティスト名アルバム名を入力して、データーベースに登録ボタンをクリックするだけで簡単に登録がすみました。

 

 

 

〇プロモーション

以上のような経緯で、流通会社が決まって、CDの盤が完成して、取り扱い店舗が決まって、発売日が決まりました。

行動をしないと結果が出ないというのは昔から言われてて僕も何となくわかっていたけど、本当にそうだな!

曲を作ってメンバーと練習してレコーディングしたジャケットデザインして流通会社決めてCDプレスしても、

世間的には「まだ何もやっていない」のと同じなのは本当にわけがわからない。

僕はここまで自分でやってみて、どんなCDにも意味と価値があることがわかったのでした。

 

あとはもう多くの人にCDが届くように努力をしなくてはなりません。ここからはプロモーション作業を頑張るということになります。

 

一応流通会社の人と相談して「ゴッドタンの大竹マネージャーのバンドである」というところを告知の引っ掛かりにしようということで、承諾しました。

番組のほうにもお話をして番組名と企画名をプロモーションに使用するという許可もいただいたので、できうる限りのプロモーションを頑張ろうと思います。

 

ただこの後のプロモーション作業としては、

SNSや媒体の告知を継続

MV作成

各店舗用の特典作り

レコ発ライブのブッキング

 

 

など山積みです。

 

そんななかでも、

タレントのぱいぱいでか美さんがボーカルを努めるバンド「ぱいぱいぱいチーム」への加入が決定し/たり、

渋谷のO-nestを仮押さえしてレコ発ライブのゲストブッキングをしつつライブの準備を進めたり、

HMVでは8/9水からの先行発売が決定したり、その特典に未発表の新曲を作って提供したり、できる限りのことを進行させています。

 

僕の行動や努力や意思を、少しでもくみ取っていただけたら、Sensitive BrothersのCD

をぜひ一度手に取ってみてください。

 

 

お願いします!!!

 

 

 

 

よく自分の作品の告知をしているアーティストさんが「ぜひお願いします」と言っているの聞いてきたけど、あれは本当に心からのお願いしますだということもわかりました。

 

僕はとっても聞いてほしい、手に取ってほしい。

 

本当にお願いします!

 

 

 

CDの詳細や販売店舗情報などは、随時こちらのページに集約していきますのでぜひチェックをお願いします。

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