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2017.02.08.Wed

気持ちの進み

こんにちは。大竹です。

僕のバンドSensitive Borothersは、昨年いっぱいで音源のレコーディングを終えて、現在はアルバムを発売するべく目下作業中です。

レコーディングは仕事で何度かやったことがあったけれど、ここから先のCDを作るという作業は全くの初めての経験なので、色々なことを自分で決めたり、調べたりするのが思っていたより大変でちょっと弱音を吐きます。

 

作業としてはあと、
レコーディングした素材のミックスアレンジとマスタリング
ジャケットや歌詞カードのデザイン
CDプレス
レーベル設立
流通会社に発注
発売後のプロモーションを考える
レコ発ライブ

などまだやらなくてはいけないことがたくさんあって、これらの作業を一人で行っていくのかというのは、一応社会人として働いている僕としては凄く大変そうだということが想像できてしまって結構辛くなったりしてしまいます。
でもその辛さは作業が大変そうだな面倒そうだなということではなくて、世の中にはたくさんのインディーズバンドがいて音源を自主制作するミュージシャンがたくさんいるわけだから、僕にもやってやれないことはないはずだし、クオリティや手段を吟味したりしなければ割とすぐに出来上がるということがわかるし、すぐに納得できます。

 

 

それよりも何が辛いのかっていうと、自分が作るものや決めるもののクオリティや正解への不安がえげつなくて、それがめちゃくちゃしんどいです。
作業量への「めんどくさそうで大変そうだな」という不安は、別にどうとでもなる。作業するだけだから。
それ以外の、センスの部分に左右されることが残っていて、それを形にして行かなくてはならない過程がものすごい辛い!
ジャケットのアートワークを考えたり、それを誰に発注してどう伝えるのかとか。
CDをプレスしてもらう会社や、流通の会社一つとっても一つの判断ミスで全て台無しになってしまったりするというか、本当になんでこんなことになっちゃったの?みたいなウンコみたいな完成品をが世の中にたくさんあって、それをみたりわかったりしてしまうのが辛いのだろうね。

 

僕はメンバーみんなの演奏や時間をもらっているわけだからそこはちゃんとしないといけなくて。
そんな難しいセンスや志を同じくして1つのCDを作っているバンドというのは、本当にすごいな!と思いました。

 

なんかさ、他のバンドがやっていることとか見てうらやましくなってしまったり、比べてしまったりして辛くなってしまうという時期もあって結構キツイです。
世の中にはものすごくかっこいいバンドがたくさんいて、そのバンドは格好いいから、周りにセンスのある人がたくさん集まってきて、そんな人たちに、ジャケットやビデオを作ってもらったり、そしてそれがすごく良い出来になっていたり。
僕は、自分で業者やデザイナーを捜してきたりするんだけどこれが果たして良いところなのかわからないし、パイプや関係性もないから一からのやりとりと金額をもってしかお付き合いが始まらず、闇雲に選んだ自分の選択が正しいかどうかを判断してくれる人すらいないから、いいようのない不安にさいなまれています。
僕は昔から、自分がやっていることは必ず間違うという感覚が強くあるので、そういった性格も手伝ってしまっていると思う。
そりゃレコーディングはメンバーのみんなに助けてもらってうまくいったしエンジニアさんも努力してくれて音源データが出来上がるところまではたどり着くんだけど、そこからのアートワークみたいなこととか、発売に向けたプロモーションや戦略を考えたりとか、僕一人でやることがだんだんと辛くなってきてしまった感覚があります。

 

せっかく一生懸命作ったものだから、出来るだけ良い形にしたいというのはもちろんそうだから、そのモチベーションは持っていて良いのだけれど、その途中にいくつもの「これのせいで台無しになってしまったらどうしよう」という関門があって、毎回自分に「これで大丈夫、マジでカッコいい」と言い聞かせながら進むしかない創作の道が険しくて、世の中のバンドでも作家でもお笑い芸人でも、何かを表現しようとしている人は皆こんな苦しいプレッシャーと戦っているのだなとわかったりして胸が詰まる思いです。
CD出したり、ワンマンライブをやったり、作品を作って発表したり、そのレースはとても辛くて苦しいのにそれでもなぜやるのか、それは自分表現したい欲求があって、その衝動に突き動かされているからだと納得させて。
でも続けるたびに「それは本当か?本当の気持ちか?」と問いかけるような出来事があって、それでも俺はやりたいんだよ!と叫ばないと前に進んでは行けないタイプの扉があって、時々それがすげぇ重くてマジ!?これマジでみんな開けてんの!?となっている状態です。

 

レコーディングしてCD作る、と目標掲げて動きだしてみたら、完成までにいくつもの「気持ち的な」ハードルがあるのは本当に驚いた!これは初めてみるまでわからなかったわ。
バンド作るとか、曲作るとか自主企画ライブやるとか色々自分に衝動を問いかけてきたけど、この種類のはまた初めてで、僕はこれからおじさんになっていくからたくさんの初めてのことや不慣れなことを自分に課して、無駄な自尊心が育たないように、おじさん故の危険な自尊感情を育てないようにしないといけないと思っていたけど、そのための負荷やプレッシャーちゃんとキツくて折れそうになるの笑けちゃうよ。

 

それでも!僕はこのアルバムを完成させたい。
その負荷を超えた時に、たぶんまた見えたり考えたりすることがあると思うんだけど、これもきっとやった人しかわからないものなんだろうなぁ。

頑張ってレコーディングした全6曲、私の評価のレースに乗ってくれたみなさんへ届くよう。引き続き作ります。

自主企画ライブとか、レコーディングとか、CD作成とか、なにかやるたびに毎回不安にさいなまれてブログでそれをアピールするのダサくてごめんなさい。
本当はもう少し夢見させないといけないのがバンドマンだよなぁと思いますが、僕は考えたり悩んだりすることが、もう好きなのかも知れないね。

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